中道農園の玄米の発芽率

中道農園でとれた玄米で発芽テストを行いました

お米が発芽するということは、お米が生きているということで、
発芽率は、そのお米の生命力の指標となります。

中道農園のお米でも発芽テストを行いました。

平成29年産 発芽試験

「発芽のちから」を使います

「発芽のちから」は、発芽玄米を手軽に作れるグッズです。

(ヨーグルトメーカーでも、温度を30℃、時間を24時間にセットすれば、「発芽のちから」同様に発芽玄米が作れます。)

 

それぞれの品種から大さじ1杯分の玄米を取り出し、お茶パックに入れます。

 

水を入れて12時間常温で吸水させます

お茶パックに入れた各品種の玄米を、「発芽のちから」の容器に入れ、水を容器上限まで入れ、12時間常温で給水させます。

(発芽には充分な吸水が重要です。水温は室温に近い20℃前後が良いでしょう)

 

12時間後、水を変えてコンセントをさして電源ON

「発芽のちから」は、発芽に適した温度30℃ タイマーは24時間に設定されているのでおまかせです。

 

まる1日たつと・・・

白っぽくなった玄米から見事に芽が出ています。

 

発芽率を計算する為に、発芽しているもの、発芽していないものを数えます。

 

結果は全て95%以上!

  • 自然栽培コシヒカリ 98.7% (162粒/164粒)
  • JAS有機ササニシキ 98.4% (124粒/126粒)
  • JAS有機コシヒカリ 98.1% (155粒/158粒)
  • JAS有機ひとめぼれ 95.5% (143粒/150粒)
  • JAS有機夢ごこち 95.4% (148粒/155粒)
  • JAS有機ミルキークイーン 95.0% (135粒/142粒)

(この発芽率結果数値は、サンプルやテスト環境によって変わります)

中道農園の玄米の発芽率が良い理由

田んぼの微生物も稲もお米も元気だから!

田んぼの微生物が多種多様で元気!

化学肥料や農薬を使用しない田んぼでは、これらの化学的影響を受けないから、微生物達が元気なんです。

さらに有機肥料も少な目に施用することによって、無駄なく利用しようと微生物たちがさらに頑張る、と同時に肥料の多過ぎストレスもなくなります。

だからイネの根っこが元気!

微生物が元気だと、土の環境が整います。
微生物たちは必要となる環境と栄養を提供してくれる、とっても大切な仲間なんです。

だから、イネも元気! お米も元気!

元気なイネは、根っこが支えているんです。
元気なイネは、当然「元気なお米」を実らせます。

 

 

刈取りのタイミングも発芽率に影響します!

ほぼ一年かかって実ったお米。
でも刈取る日が、早すぎると青臭くなり食味を落とし、遅いとお米が割れやすく鮮度をなくします。
そしてどちらも発芽率を落とします。

スタッフ皆で当日の刈取り田んぼを厳正に決めています。

 

 

乾燥法によっても、大きく発芽率が変わります!

遠赤外線方式は効率がいいですが・・・

効率重視の世の中ですから、お米も効率よく速く乾かしたい。
でも、ここに現代の落とし穴があるんです。

効率よく速くお米を乾かす最近の機械は遠赤外線方式を使っています。
暖房器の場合なら、遠赤外線方式は、身体の芯から暖めてくれるのですばらしいのですが、
お米を乾燥させる場合には、お米の芯から温度を上げてしまうことになり、
お米が熱によって大きなストレスを受けてしまいます。

ここでも発芽率を大きく落としてしまう重大な原因の1つになります。

(「はさ掛け米」が発芽率向上に良いと言われる理由がここにあります。
ただ、刈取時期が9月以前の場合、強い直射日光でお米を痛めてしまう可能性があります。)

中道農園では種子用乾燥機などを採用しています

種子用のお米(種もみ)は発芽が命です。
中道農園では種子用乾燥機または種子用温度管理設定でお米を乾燥させています。
(この場合乾燥時間は、一般の1.5〜2倍の時間が必要となります。)
お米の温度を上げないようにゆっくりと乾かすのです。

発芽率とお米の美味しさは比例する!

同じお米を、乾燥方法の違いで発芽率が良いものと悪いものとを比較した場合、発芽率を落としてしまったお米は美味しさも落としてしまいます。(よって、中道農園では35年以上前から発芽率を意識した乾燥方法を採用しています。)

自然栽培のお米はとっても元気!

一般に比べ、有機栽培のお米は、発芽率も良く元気ですが、自然栽培(無施肥無農薬)のお米は、肥料を一切与えていないにも関わらず、有機栽培のお米よりさらに栄養価も高く、発芽率も良いのです。

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