2017.07.21 農園日記
生活者の為の 情報入手法
農業者である僕にとって、「肥料は絶対必要!」と思ってました。
自然栽培の先輩から「肥料は無くても作物は育つ」と云われて、
疑いの目で始めた自然栽培の田んぼ。
農薬はもちろん肥料も一切与えないで、もう10年超えました。
残っていた肥料成分は、完全に使い切っているはずですが、この夏も立派に育っています。
正直言って「信じられない!」ですよね。僕自身も信じられないのですが、事実です。
ここで学んだ事は、「思い込みは、間違いかも?」ってことです。
日頃色々な角度から情報が入ってきますね。
メディア、ネット、SNS、知人、等々、多種多様です。
でもその情報が、どの様な目的で発信されたのか想像して観る必要があるのです。
でも、すべての情報は大変。
そこで、仕事や食べ物など自分や家族の身に影響の大きい情報は、是非見直して欲しいのです。
農家の僕だったら、「肥料は絶対必要?」みたいな感じで!
「なぜ安い」「なぜ便利」「なぜ美味しい」なんかも!
特に重要な課題は、自分の足で稼ぐ事も必要かも知れませんよ。
私たちの「身体は食べた物で出来ている」から、特に食べ物情報も重要ですよね。
僕は「農業のプロ」として、
お客様は「消費者のプロ」として、お互いに「より賢い選択」が出来るように成りたいですね。
次回は、有機農産物増産のハードル について書きますね。
農園日記 唯幸 タグなし
共有・シェア