2016.08.07 農園日記
理想的お米の購入法?
お客様にとって、「理想のお米の入手法」って何だろう?
農家の僕ですから偏見もありますが、お許しくださいね。
お勧め順に
- 実家が農家!
実家のお祖父ちゃんお祖母ちゃんが、街で暮らす娘や息子孫の為に丹精込めて育てたお米で、愛情たっぷりですね。天下無敵の贅沢なお米です。
- 地元にある農家から
身近にある農家ですから実際に田んぼも見せてもらいましょう。
そして、素人の質問でも遠慮せず色んなこと聞いてみて、仲良くなれたら良い購入先ですね。
- 故郷にある農家さん
故郷の風土で育ったお米の香りと味を楽しめますね。
帰郷の際にも色んな情報交換も楽しめます。
- 知人の実家の農家!
1の例の便乗ですね。実家の農家さんは、娘や息子の日ごろお世話になっている方となれば当然少しでも良いものをと、気合も入ります。
- 近所のお米専門店
やはりお米のプロですから米を見抜く能力は一流です、農家レベルではありません。
お客さんとの雑談の中で、喜ばれるお米を選び抜く職人技を持っておられます。色んな質問をして、お米のプロから的確な情報を入手してもらえると農家の僕もうれしいです。
- ネットで見つけた農家
ホームページの内容で良さそうと思ったら試しに買ってみる?。
HPの内容は(僕が言うのもおかしいのですが)いくらでも良い事が書けます。実際に電話してみて、素朴な質問や消費者ならではのわがままな要望など、色々な話しをしてみて農家さんの対応がどうなのかを感じ取ってください。また、実際にその農園や田んぼを覗ける事が出来れば理想的です。特に無農薬栽培米の技術は難しい話になりますが、いくら素人のお客様でも何度も訪問できれば信頼できる農家さんかどうかは肌で感じ取ることが出来るでしょう。
結論、理想のお米の入手法とは、
やはり、田舎の実家から送られてきたお米が最高です。お米を送る側も受け取る側もお互いに相手の幸せを願っていますからね。
だから、できるだけ身近で実際に出会うことの出きる、農家さんからの入手が望ましい!
実際に田んぼを覗いて観て、色んな質問して(今年はアーダコーダなんて)そんなやり取りが、一生懸命作物を育てる農家にとっては、とても楽しい充実した時間で、それがもっとおいしいお米で喜んでもらいたくなります。
僕の農園は、そんな街のお客様方に恵まれ、お客様にも育ててもらってきました。
「おこめを売っている」、「お米を買っている」の関係では無く、互いの幸せを願える関係でいたいですね。
これを読んでいただいた農家さんも街の方も、互いに信頼できるお相手が見つかることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。 中道唯幸
農園日記 唯幸 タグなし
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