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2012.08.11 ミッション

滋賀県版 GAP  「Biwako GAP」  実現へ

「JGAP」とは、食の安全や環境保全に取り組む農場に、与える認証。
この制度の、びわこ版の導入が、滋賀で営む仲間「有機農家グループ」の提案です。

滋賀では元々厳しい農薬使用基準を琵琶湖の水質保全のために、当たり前のように守ってきました。しかし、びわこはまだまだ余談を許さない。一方営農環境は他業界に例にもれず厳しくなる一方。農家にさらに厳しい栽培基準を強いるのは極めて難しい。 特に野菜や果物などの大手バイヤーの動きとして 一昔前は、JAの営農指導担当者との人的信頼関係で、取引が維持されていた。しかし、現代は、生産物がどのように管理されているのか、栽培記録が明確でないと新たな大口取引成立は難しい。

 もし「BGAP」の導入が普及すると、バイヤーや消費者との信頼関係は飛躍的に向上し、農産物出荷価格も安定する。さらに農家自身も栽培や営農状況が明確になり、技術改善が進みやすくなり、農薬などの資材の使用量が減り、琵琶湖への負担は軽減されることになる。

 しかし、 この制度の導入は、「JAS有機」に似た記録書類管理が必要になり、ぼくもかなり手を焼いており、おおきなハードルになることは間違いない。

 そこで 普及に当たり不可欠なのが、「IT技術の導入」です。
日常の栽培記録は、スマホによる入力で 農家やJAなどのPCとリンクされ総合的に管理されるシステムです。具体的には、作業現場でGPS機能を使って圃場を確定し、作業内容や使用資材を選択タップし、使用量や作業開始時間などもタップ入力を行う。肉体労働の休憩を兼ねることになるでしょう。
 いかに現場に則したシステムがあるのか、または開発を頂けるパートナーエンジニアと出会えるかが、将来を大きく左右することになってきました。 

県行政やJAなど現場に関係するところへの導入アピールは、特に仲間が積極的に動いてくれている。一方導入費用など具体的な「ソフト」がまだ全然見えてません。

 いろいろとお世話になっている皆様方から、応援情報が欲しくて投稿しました。
   よろしくお願いします。 中道 唯幸

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