農園日記

スイスコープから、中道農園のお米(平成28年度産JAS有機コシヒカリ)について「最高品質」との評価をいただきました。

スイスコープは、オーガニック意識の高いヨーロッパ各国の中でも、特にオーガニック食品に力を入れているオーガニックマーケットで、スイスを拠点にヨーロッパに展開しています。

中道農園 無農薬コシヒカリ、スイスコープで商品化!

今年の初めに、スイスコープへの輸出のお話をいただき、
今年の春、審査のためのサンプルのお米と各種検査結果の書類を送りました。

審査は問題なくクリアし、そこでなんと「過去最高品質」との評価をいただきました。

そしてついに商品化されることとなり、この度、コシヒカリ2トンを輸出しました。

スイスへ向かうコシヒカリです。

おかげさまで現地のお客様にもご好評をいただき、現在再オーダーをいただいています!

オーガニックに対して厳しい基準を持つヨーロッパのマーケットでお墨付きをいただいたお米、
これでさらなる自信をもって、みなさまにおすすめできます。

提出した各種検査結果・証明書

スイスコープの審査にあたっては、中道農園で自主的に行っている検査の結果や公的証明書、滋賀県の公開データ(水質検査)などを提出しました。

  • 土壌検査
  • 残留農薬検査
  • 放射能検査
  • 食味検査
  • DNA検査
  • 水質検査
  • 有機認定証
  • 産地証明書及び品質等級書

各種検査データや証明書については、データで見るお米の安心と安全で詳しく解説しています。

さらに今回の審査にあたって、日本ではあまり行われない「カビ毒検査」も行いました。
(結果はもちろん問題なし!)

スイスでは、お米というと寿司米が一般的だそうですが、
中道農園のお米がスイスでどのように食べてもらえるのか。楽しみです。

2017.07.21  農園日記

生活者の為の 情報入手法

農業者である僕にとって、「肥料は絶対必要!」と思ってました。

 

自然栽培の先輩から「肥料は無くても作物は育つ」と云われて、

疑いの目で始めた自然栽培の田んぼ。

農薬はもちろん肥料も一切与えないで、もう10年超えました。

 

残っていた肥料成分は、完全に使い切っているはずですが、この夏も立派に育っています。

正直言って「信じられない!」ですよね。僕自身も信じられないのですが、事実です。

 

ここで学んだ事は、「思い込みは、間違いかも?」ってことです。

 

 

日頃色々な角度から情報が入ってきますね。

メディア、ネット、SNS、知人、等々、多種多様です。

 

でもその情報が、どの様な目的で発信されたのか想像して観る必要があるのです。

 

でも、すべての情報は大変。

そこで、仕事や食べ物など自分や家族の身に影響の大きい情報は、是非見直して欲しいのです。

 

農家の僕だったら、「肥料は絶対必要?」みたいな感じで!

「なぜ安い」「なぜ便利」「なぜ美味しい」なんかも!

特に重要な課題は、自分の足で稼ぐ事も必要かも知れませんよ。

 

私たちの「身体は食べた物で出来ている」から、特に食べ物情報も重要ですよね。

 

僕は「農業のプロ」として、

お客様は「消費者のプロ」として、お互いに「より賢い選択」が出来るように成りたいですね。

 

 

次回は、有機農産物増産のハードル について書きますね。

 

 

 

 

 

中道農園は、多くのお客様に支えていただいてます。

 

主なお客様は、ママさん方で、お子様に「少しでも良いものを!」ってことですね。

そして高齢の方々、ご自身への「健康意識が高い」現れとおもいます。

 

ただ、気になるお客様もおられます。

ご本人または家族の体調不安を抱えておられるお客様です。

深刻な方々も少なくなく、年々増える様に感じます。

 

ところで、

先日、ヨーロッパコープの方とのお話の機会をもらいました。

早くから環境意識の高いヨーロッパではNPO活動が充実し、

どういった食材や商材が未来につながるのかについて、しっかりと情報提供されているそうです。

よって、日本のように「体を壊したから」オーガニックの食品を求めるのではなく、

その前に「より明るい未来の為に」食品や生活商材も選んでいるのだそうです。

これは、社会全体の情報の質と量の違いから来ると思われます。

 

今の日本の食環境を一言で言うと、

健康的生活条件が整わないまま体を壊してしまうお客さんが増える、一方でより安全性の高いオーガニック食品が不足気味ということになります。

 

ポイントは、①より生活者の為の、情報と入手法

②有機農産物の増産

 

このポイントは、追って僕なりの考えをブログに書きますね。

 

 

 

 

大変申し訳ありませんが、7月24日(月)~7月26日(水)は、
研修のため、発送をお休みさせていただきます。

 

この間にいただいたご注文は、最短で7月27日(木)の発送となります。

 

また、ご注文の確認メール、お問い合わせの返信も、7月27日(木)以降となります。

 

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

2017.01.31  農園日記

今年も、コハクチョウ!!

この冬も、コハクチョウがやって来てくれました。

 

中道農園の無農薬有機栽培の田んぼは、

先日の大雪が溶けはじめて、チョットした湖状態。

常連のカモやカイツブリ、シギ、サギなどと共に、コハクチョウも仲良く遊んでます。

もうメディアも騒がなくなったので、のんびりくつろいでて欲しいなぁ

いつもお世話になっている、野鳥の会の方から頂いた写真です。

2016.11.06  農園日記

元気に発芽したよ!

先日,NHKの[まちかど情報室]で紹介された玄米を発芽させる機械を、ミーハーの僕は、さっそく試用してみました。

発芽率で、その玄米の生命力を知る事が出来るので、わくわくです。!

手っ取り早く、日ごろ僕が食べている昨年の残り物の

27年産自然栽培コシヒカリでテストしてみました。
ちゃんと発芽するかな???
発芽のちから
テストに使った機械は、「発芽のちから」という、
一般の玄米を実際に発芽させるだけの機能です。
その後、従来の炊飯器で発芽した玄米を炊飯します。
二度手間になるように思われますが、内側の容器が
銅でできており、銅イオンで嫌な匂いを抑えられているのも
この商品の特徴のひとつかもしれません。
説明書通りに玄米を少し傷をつけるように洗って
水を入れてセットするだけなのでとても簡単です。
だけど発芽するのに24時間かかります。
これが少し長いかも・・・・・
発芽状態
結果は写真のように、期待通りに発芽しました。
発芽率がどうなのか?
発芽したものと、していないものを分類してみました。
発芽率結果、発芽したものが、225粒、しなかったものが11粒、
95.3%の発芽率となりました。
これって、「玄米のちから」という機械がすごいのか、僕の食べている
玄米がすごいのかわかりませんが、古米でもしっかり発芽しました。
今後、この機械で僕のお米の元気具合を観るべく、発芽テストをしてみたいと思います。
園長、 中道 唯幸

今年も元気に実り、刈り取りも順調!
待ちに待った新米の販売が始まっています!

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刈り取ったあとの田んぼには、野鳥が遊びに来ています。

こっちの田んぼにも!

出荷準備も着々と進んでいますよ!

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今年も自信作!数値がおいしさを裏付けています

春から大切に育ててきたお米。

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鳥たちにも愛される無農薬の田んぼで育ちました。

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さて、今年のお米、どの品種も食味計の値が去年より平均して5点ほど高かったんです。

なぜこんなにおいしくなったのか?
それはなんといっても今年の天候のおかげ。

今年、中道農園のある滋賀県では、梅雨の時期がとても長かったのですが、梅雨が明けた後の8月は連日の猛暑!日射量が多く、おかげでお米は太陽エネルギーをたーーーっぷりと受けて育ちました。

8月はホントに暑かったですね。あまりにも暑いと、お米って人間同様疲れてしまうんです。
でも、お米が暑さに負けてしまわないよう、肥料の与え方などを調整したりして、細やかな管理でそれをカバーしてきました。

もちろん肥料は自家製です。もみがら、野菜くず、米ぬか、酒粕などを混合し、自家製のペレット生成機で粒状にしています。
今年は肥料の原料の一部を少ーーし変えてみたり、、、それもおいしさに関係したようです。

そんな日々の努力が積もり積もって、今年も自信を持ってお届けできるお米が収穫できました!

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今年からササニシキが登場!

ササニシキは、お米アレルギーでお困りの方にぜひお試しいただきたいお米です。お米アレルギーの原因の一つ「アミロペクチン」が少ない品種です。お米アレルギーの方にも無農薬のお米を食べていただきたい!という熱い思いで栽培をスタートさせました。

「アミロペクチン」は、コシヒカリなどに代表される「モチモチ食感」をもつ成分です。ササニシキは、この「アミロペクチン」が少ないため、あっさりとした食感となっています。

JAS 無農薬 有機栽培 平成28年産 ササニシキ 白米 2.5kg

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モチモチ感が少なくアッサリとした食感
JAS 無農薬 有機栽培 ササニシキ 白米 2.5kg の商品ページへ

JAS 無農薬 有機栽培 平成28年産 ササニシキ 玄米 2.5kg

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無農薬だから安心。お米の栄養をまるごと!
JAS 無農薬 有機栽培 ササニシキ 玄米 2.5kg の商品ページへ

2016.09.27  農園日記

JAS有機認定継続書

JAS有機認定継続確認書が届きました。

JAS有機認定制度が始まった初年度からお世話になってます。

毎年のように確認項目が増え、審査が厳しくなる傾向にありますが、
これによって、お客様の信頼を得る一役を担っているのも事実でしょうね。

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PS.  本日より新米の受付発送をはじめました。

食味計でも、80点台後半から90点超えの高得点が出ています。

今年は、お米アレルギーでお困りのお客様向けに「ササニシキ」の作付、販売を始めました。

このササニシキも89点という素晴らしい結果になっています。一般のお客様も是非お試しを!!

2016.08.18  農園日記

「理想の発芽玄米」!?

一般的に「発芽玄米は美味しくない!!」って言うけど なぜでしょう?
 .
これは、お米農家なら皆が知っていることなんです。
 田んぼでは、色んな事が起こります。
収穫時期に台風などで稲が倒れてしまったとき、水に浸かった稲穂のモミが芽を出してしまう、「穂発芽」と呼ばれる被害があります。苦労して収穫しても「規格外=お金にならない」大被害となります。
 田んぼで発芽してしまったお米は、「ボソボソ」で味もなく一般のご飯としては食べられない、大きく品質を劣化して商品にはならないのです。
 .
では、 一般に販売される発芽玄米は、どう造られているのでしょう?
 発芽玄米の製造工程は、吸水後、製造効率を上げるため30度前後の温度をかけ急いで発芽させます。しかし実際にはこの温度がお米への大変なストレスになります。(多くの物質は、高めの温度と湿度水分によって、劣化が加速されます。)
 さらに、ドライタイプの場合は、発芽後もヘアードライヤーのように乾かす為にさらに温度をかけてしまいます。
一般に「発芽玄米は、美味しくない」って言われますが、このようなストレスが原因なのです。
美味しさを維持しつつ、効率よく発芽させるのは極めて難しいことになります。
 .
ご自宅での発芽が理想的!!
農家のぼくがお勧めする「理想の発芽玄米」は、なんといっても自宅で炊飯前に発芽初期状態にすることです。
氷をいれた冷水で数時間ゆっくり吸水、充分吸水したら発芽が進み過ぎないうちに新しい水に入れ替え玄米モードで炊飯する。(充分吸水した状態で、植物毒と呼ばれる発芽抑制物質アブシジン酸も不活性化します。栄養価的にも発芽状態になり、嬉しいことにギャバは増えることが明かされています。また、発芽が進み過ぎると、お米の成分が変わり過ぎて美味しさを損なうので注意です。)
この単純な工程が、お米へのストレスが少なく健康的で美味しい理想的な発芽玄米となります。
 .
中道 唯幸

2016.08.07  農園日記

理想的お米の購入法?

 

お客様にとって、「理想のお米の入手法」って何だろう?

 

農家の僕ですから偏見もありますが、お許しくださいね。

 

お勧め順に

  1. 実家が農家!

実家のお祖父ちゃんお祖母ちゃんが、街で暮らす娘や息子孫の為に丹精込めて育てたお米で、愛情たっぷりですね。天下無敵の贅沢なお米です。

 

  1. 地元にある農家から

身近にある農家ですから実際に田んぼも見せてもらいましょう。
そして、素人の質問でも遠慮せず色んなこと聞いてみて、仲良くなれたら良い購入先ですね。

 

  1. 故郷にある農家さん

故郷の風土で育ったお米の香りと味を楽しめますね。

帰郷の際にも色んな情報交換も楽しめます。

 

  1. 知人の実家の農家!

1の例の便乗ですね。実家の農家さんは、娘や息子の日ごろお世話になっている方となれば当然少しでも良いものをと、気合も入ります。

 

  1. 近所のお米専門店

やはりお米のプロですから米を見抜く能力は一流です、農家レベルではありません。

お客さんとの雑談の中で、喜ばれるお米を選び抜く職人技を持っておられます。色んな質問をして、お米のプロから的確な情報を入手してもらえると農家の僕もうれしいです。

 

  1. ネットで見つけた農家

ホームページの内容で良さそうと思ったら試しに買ってみる?。

HPの内容は(僕が言うのもおかしいのですが)いくらでも良い事が書けます。実際に電話してみて、素朴な質問や消費者ならではのわがままな要望など、色々な話しをしてみて農家さんの対応がどうなのかを感じ取ってください。また、実際にその農園や田んぼを覗ける事が出来れば理想的です。特に無農薬栽培米の技術は難しい話になりますが、いくら素人のお客様でも何度も訪問できれば信頼できる農家さんかどうかは肌で感じ取ることが出来るでしょう。

 

結論、理想のお米の入手法とは、

 

やはり、田舎の実家から送られてきたお米が最高です。お米を送る側も受け取る側もお互いに相手の幸せを願っていますからね。

 

だから、できるだけ身近で実際に出会うことの出きる、農家さんからの入手が望ましい!

実際に田んぼを覗いて観て、色んな質問して(今年はアーダコーダなんて)そんなやり取りが、一生懸命作物を育てる農家にとっては、とても楽しい充実した時間で、それがもっとおいしいお米で喜んでもらいたくなります。

僕の農園は、そんな街のお客様方に恵まれ、お客様にも育ててもらってきました。

「おこめを売っている」、「お米を買っている」の関係では無く、互いの幸せを願える関係でいたいですね。

これを読んでいただいた農家さんも街の方も、互いに信頼できるお相手が見つかることを願っています。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。 中道唯幸