農園の春夏秋冬
土づくりから収穫まで。
豊かな自然に囲まれた中道農園の春夏秋冬を紹介します!
春 spring
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1. 超うすまき苗
苗がのびのび育ちます。
(通常、160g余りの種籾を使いますが、中道農園では60g余り。とても薄まきです)
2. プール育苗
プール育苗で管理は万全!
余裕をもって育てます。
3. 代かき
ほ場や土の事を考えて、トラクターの後ろのタイヤをかご車という大きな車輪につけかえます。土を練り過ぎないように、平らにするのがポイント!腕がなります。
4. 植えつけ
田植え作業は、とても神経を使います。まっすぐ進路を取るのも、苗植付け量の確認も、同時に行わなくてはなりません。技術が問われるプロの仕事です。
夏 summer
暑い夏。稲は、ぐんぐん大きく成長します。稲の気持ちになって水田管理をします。
1. 水田管理、除草
カゴタイプの除草用機械で水田の表面をかきまわして、草の勢いを抑えます。
2. オリジナル振動式除草機
この精密除草機をかけて、生えてきた草を浮き上がらせます。
3. 水田調査(葉色)
草丈や葉色を見ながら生育を調査します。
稲の要求に応じて必要なだけ肥料を施します。
4. 肥料まき
有機肥料は化学肥料に比べてたくさん撒かなくてはなりません。
そこで、田植え機を自作改造した乗用肥料散布機を使って、省力化を実現しました。
5. 手まき
それでも田んぼの周りの細かいところは、手作業で撒いていきます。
6. 水管理
水管理は最新式の機械を導入。
太陽電池とマイコンセンサーで、完璧にコントロール!
深水管理で、草も減りました。
7. おいしさパワーUP!
稲の体力増強!
稲が元気になればなるほど、お米がおいしくなるのです。にがりや、黒酢など。
8. 散布風景
お酢、にがり、塩、玄米酵素などは、微生物と共に、稲の活力をさらに上げ、美味しいお米が実るのです。 (農薬では無いので、子供もお手伝い)
秋 autumn
待望の秋。ついに収穫をむかえます。黄金色に実った穂を大切に収穫します。
1. 刈り取り
収穫はもちろんコンバイン。
メンテナンスもバッチリで、余裕をもって丁寧に 刈り取ります。
2. オリジナル乾燥プラント
コンバインで収穫した生もみは、タンクに入れ新鮮な空気を送ります。そして灯油などの火力を一切使わず、自然の風だけでもみを仕上げます。
3. マドラーで均一乾燥
アメリカのオハイオ州で買いつけた1基で50トンが6基あります。内部はモミが均一に乾くように、マドラーが3機も付いています。
4. 制御システム
日本の環境に合わせて、オリジナルの制御システムを構築!
とっても使いやすい!
5. 乾燥機の心臓
火力を一切使わないこのプラントは、常識ハズレの送風機の能力を持っています。(モーター出力100馬力)
6. もみすり
乾燥した籾を玄米に。
石抜機やフルイを通し、さらに・・・
7. 選別、袋詰め
カメラで米粒を観て異物除去、のち計量袋詰め
8. 衛生的に精米!
精米後、フルイでヌカや小さな粒を取り、ガラス粒も対応した色彩選別機で色付きのお米も除去、軽洗米処理。
9. 真空包装に!
自動計量包装後、真空パックに!
品質の維持に役立ちます。
冬 winter
土づくりの季節です。とっても寒い冬だって、いっぱい仕事があるんです。
来年度に向けての土づくりや、機械のメンテナンスなど、色々な準備に取組みます。
1. 堆肥まき
ローダーで大量の堆肥を積み込みます。
大型堆肥まき機で、能率よく、正確に田んぼにまいていきます。
2. ヌカまき
米ヌカだって、まいちゃいます。これが、田んぼにとってとってもいいんです。 おから、くず麦、くず大豆、カニ柄、魚粉、鶏糞などなど微生物のために努力します。
3. だんがん
土の中にモグラのように穴を開けて、水はけをよくし作物の根が伸びるのを助けます。
4. 自家特製!肥料造り
稲や、田んぼの微生物のことを考えながら、色々な有機資材を準備します。米ぬか、くず大豆、カニ柄、コンブエキスなどを調合。オリジナル技術が凝縮!
5. 新技術の導入!
レーザー制御によるブルドーザー(レーザーレベラー)です。飛行場の整地技術を、田んぼにつかっています。精度の高い作業が無農薬農法に大きく貢献しています。
6. メンテナンス
ブルトーザーのキャタピラも自分で修理します。
トラクターのクラッチ交換も1日でやっちゃいます。
7. メンテナンスツール
ジョンディアの部品は、並行輸入しています。スナップオンも、半額で(^-^)