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無農薬にこだわる理由

やじは農薬中毒。そして僕も...
僕が無農薬有機栽培にこだわる理由をお話します。

おやじは農薬中毒!そして〜

農業高校卒業後、すぐに農業の道に入りましたが、親父が農薬散布の季節(夏)に、高熱におかされ寝込んでしまうのです。

医者にかかっても全く改善しません。
「体が化学物質を病原菌と勘違いして熱を上げて退治しようとしている対処法はない。農薬をさわるな」と宣告されました。

しかし、今から30年も前、無農薬の技術の何もない私たちは、農薬から離れることができませんでした。

自分自身の身の安全のために

そこで、私が農薬散布の係りになったのです。

最初3〜4年は全く元気でした。おやじの高熱が嘘のようです。
しかし4〜5年後、私も頭が痛くなり、体が重くなり、朝手がしびれたり「このままでは僕も長生き出来ない」と強い恐怖を感じたのです。

それからです。
真剣に減農薬に取り組んだのは。
(その頃は、まだ世の中に「減農薬」と云う言葉はありませんでした)

国の「農薬管理」の実態

どうすれば農薬を減らせるか?僕は本当に真剣に考えました。
農薬がなぜ作物に効き、虫を殺すのか?毒性はどうなのか?どの基準で法律をクリアしているのか?

そんな中で少しずつ見えてきたのが、人間は「化学物質を知り尽くしている」と勘違いして使用していることに気が付いたのです。

例えば「田んぼで使われた農薬の最後はどうなるの」と言う問いに、どの研究機関でも、ただ「紫外線や微生物で分解され無害となります。」と言うだけでごまかすのです。

しかし結果、20余年もしてから、いくつかの化学物質が分解されず、環境を大きく汚染して大騒ぎをした報道を耳にされたかと思います。

自然の力を信じて丈夫な体をつくる

その当時、国はあてにならないと感じた私は、「篤農家」と呼ばれる先進農家に助けを求めました。本州はもちろん、北海道へも出かけました。

そこで「自然の力、土の力を信じ、それを引き出し、丈夫で元気な作物を育て上げなさい」と教わったのです。大切な事は「農業の基本中の基本」だったのです。

お客様が農園に来られた

それ以後は迷うことなく、自分の身の安全の為に努力していたのですが。その一方で化学物質による体の異常を訴える人から、口コミで「中道さんちのお米は農薬が少ない」と、お客さんが農園に訪れるようになったのです。
(その頃は「やみ米」とよばれ農家は直売をいやがったものですが)

お客様の応援と技術の積重ねが

それから、自分の為に進めてきた減農薬を、お客様にも応援して頂ける大変ありがたい立場になりました。

そして、長年試行錯誤重ねてきた減農薬技術を駆使し、小面積3,300平米ですが、平成11年に初めて完全無農薬でのお米の収獲ができ、お客様に無農薬のお米を提供できるように成りました。

JAS有機認証も取得

その翌年、平成12年にJAS有機認証の取得しました。
その後も 栽培面積も増やしつつ、除草機や除草法の開発や肥料の自家生産など、いまだに試行錯誤の毎日です。


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